おとこに生まれた宿命と言っても

 「おとこに生まれた宿命です」・・これは私がお世話になっている泌尿器科病院の通路に掲示してあったポスターのキャッチフレーズである。男性にしかない前立腺。この前立腺が加齢とともに大きくなり、頻尿や尿の出方が悪くなるなど日常生活に困ることもある。そして50歳以上の男性のほぼ5人に1人或いはそれ以上の割合を占めるという。この前立腺肥大に伴ういくつかの症状のうち、尿漏れという症状が極めて問題なのである。

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 例えば汗そのものには臭いはなく、数時間経過後に菌の作用により臭いを伴うものであるが、尿の場合は最初から臭いがある。だから尿漏れにより下着が濡れると即臭いを発する。かといってその都度毎回下着を変えるわけにもいかないだろう。仕事を持っていれば尚更である。尿漏れはトイレに行った時だけではなく、何かのはずみで漏れることも少なくないからだ。病状についてはお医者さんにお任せするほかないが、尿漏れした後の対策は個人で取ることができる。

 漏れた尿を吸収する尿漏れパッドというものがある。これには最初から下着に縫い付けてあるものと、下着に粘着テープで張り付けるものとがある。最初私はこの尿漏れパッドを縫い付けてあるタイプの下着を何着か通販で購入して使っていた。確かに履き心地はよく通常の下着同様繰り返し洗濯できるのだが、ある程度使うとなんとなく性能が落ちてくるような気がした。通常尿を吸収した後はほとんど匂わないはずなのだが、古くなるとやはり臭いを感じるようになってきた。繰り返し洗濯できるといってもある程度限度はあるのかなと思う。もっとも一社の製品しか試していないので断言はできないが。

 その後は下着に張り付けて使う尿漏れパッドを使うことにした。これには吸収能力が10cc、20cc、80cc・・・などと数種類あり、自分の症状に合わせて選ぶことができる。ただ、毎回下着に貼り付けないといけないので、それが面倒と言えば面倒かもしれない。これは使い回しするのではなく着替えるときにそのまま捨ててしまうので、気分的にもいい。最初は本当に「おむつ」のような感じがしたがそうも言ってはいられない。慣れてしまえばなんともないことだ。ただ注意事項が一つ。下着を洗濯機に入れる前にパッドを剥がしたかどうか必ず確認しなければならない。そのまま放り込んでしまったら悲惨な状況になる。